実績紹介

vol.01台湾和民餐飲股份有限公司 鰐部 慎二様 国内とは異なるコンセプトで店舗展開を行う、ワタミのアジア地域におけるFC戦略とは。

和民といえば国内では居酒屋というイメージがすぐに浮かびますが、海外ではおしゃれな和食レストランとして、地元の人々に強く支持されています。

そのアジアにおける店舗展開や集客力のある店舗づくりなどの戦略を、台湾和民餐飲股份有限公司の社長でアジア出店の統轄責任者を兼ねる鰐部氏にお聞きしました。

鰐部慎二様

鰐部慎二様

渡邉美樹が経営する店へのアルバイト入社がきっかけ。当時は、たった1店舗でした。

―鰐部さんがこの業界に入られたきっかけは何ですか?

私は名古屋出身で東京の大学に通うために上京し、高円寺に住んでいました。なにしろ当時は貧乏学生で、食事を出してくれるバイトはないかと探していたところ、現在のワタミ株式会社の社長である渡邉美樹が経営していた「つぼ八」というFC店で、面接を受けることになりました。それがこの業界に入ることになるきっかけでした。

―アルバイトから入社された訳ですね。

そういうことになりますね。もちろん、渡邉が尊敬できる人であったということが入社の大きな理由になりますが。よく働くうえ営業力もすごくて、店舗にいない日に何人かのお客様から「今日は渡邉さん休みなの?」という言葉をよく聞きました。それだけお客様にはよく声をかけて、営業活動をしていたんですね。当時は、たった1店舗だったのですが、10年後には絶対に株式を公開するんだとか、学校をつくって教育を変えるとか、大きな夢ばかりを聞かされていました。私は、「こんな小さな店一つで何を言ってるんだ」と思っていましたが、そのうちに本気であることが分かり、この人はなんて凄いことを考えているんだと思うようになり、ついて行くことを決めました。

店の数がどんどん増え、海外での店舗展開に加わるように。今までにないような店舗を作りたいと思いました。

―それから猛スピードで成長し上場も果たされましたね。

1店舗から10店舗、30店舗、100店舗と店の数がどんどん増えていき、私の役割も店長のような現場仕事から経理や営業企画、経営企画と変わり、いろんな経験を積ませていただきました。その後、世界を視野に入れたビッグビジネスに参戦するということで、私自身も海外での店舗展開に加わるよう要請を受けて、WATAMI CHINA CO., LID. に移り、香港人パートナーと一緒に香港での開発をすることになりました。

―香港での店舗戦略は、どのようなものでしたか?

香港は食の都と言われるくらい、ありとあらゆるジャンルの料理店があり、もちろん和食レストランも数多くありました。でも、私たちのように大箱のものはなくて、しかも今までにないようなインパクトのある店舗をつくれば、きっと大勢のお客様が来てくださるという確信はありました。で、そのインパクトですが、国内とは全く異なるコンセプトにしたいという要望もあって、力量のあるデザイン会社に依頼したいと思いました。

グラマラスと共に、情熱とエネルギーをぶつけあい、世界初の空間を実現。 香港に続き、台湾への進出も成功させた。

―そこでグラマラスに依頼されたのですか?

グラマラスさんのデザインは、世界各国の飲食店で注目されていましたし、何よりも私たちのコンセプトを実現してくれる、という思いがありました。個性的で、今までに無い室内空間。それをつくるために何度も打ち合わせをしたり、時には喧嘩のような言い合いもありましたが、スタッフみんなが世界初の店舗をつくろうという情熱とエネルギーを、みなぎらせていました。その結果、素晴らしい店舗が出来上がり、おしゃれな香港人や観光客が大勢集まる繁盛店となったのです。この経験は台湾進出でも生かされ、同じような戦略で店舗展開を成功させました。

―その戦略とは、どういうものですか?

海外で多店舗展開する場合には、場所やターゲットによってデザインコンセプトを変えるという戦略をとっています。3店舗は同じデザインコンセプトで展開し、4店舗目からは全然異なるコンセプトのデザインレイアウトにしています。例えば、都市部ならおしゃれな室内空間というのを3店舗で展開し、4店舗目からはシックで落ち着きのあるタイプに変えるとか、私たちとグラマラスさんで、さまざまな検討を行いながら「現地に無い室内空間」づくりのためにアイデアを出し合っており、まさに一緒に空間づくりをしているという感覚をもっています。

いつも笑顔で、”Heart To Heart”

―スタッフ全員の一体感が大切なのですね。

同じ目的に向かって力を合わせるというスタンスが必要ですね。そうでなければ、お客様に感動を与えたり、繁盛する店舗にはならないと思います。その点、グラマラスさんは協力的で、何事にも誠実に対応していただけるので助かっています。一体感と言えば、従業員スタッフについても同じですね。現地で採用するスタッフの中にはヒジネスライクで、給料のために割り切って仕事をしているという人が多いのですが、それではお客様に満足していただけるサービスを提供することはできません。ですから現地スタッフには、“いつも笑顔で、Heart To Heart”といったサービス業の基本を実践させるようにしており、海外でも日本流の繊細な気配りが通用すると信じています。

次はシンガポール。さらに新しいコンセプトで、驚きと感動を演出したい。

―これからの計画はどのようになっているのですか?

香港で成功した、現地には無い大型でおしゃれな和食レストランというビジネスモデルは、台湾でも同様に成功を納めました。内装が個性的で、いつ行っても新しい感動と話題がある。しかもカップルで来ても、十分に支払える価格。これが多くのお客様から支持されている要因だと思います。

ワタミグループはさらに積極的にアジア展開するためにWATAMI INTERNATIONAL COMPANY LIMITED(和民國際有限公司)を香港に新設し、私自身香港から各地を後押ししていくことになりました。2009年にはシンガポールでの1号店をオープンすることになっています。シンガポールは、これまでの地域とまた異なったビジネス環境になっており、おしゃれな内装をした店舗もたくさんあります。それらを上回ることはもちろん、もっと新しいコンセプトのデザインで、驚きと感動を演出したいと考えています。

0797-23-6770

お電話でのお問い合わせも受付けております。受付時間11:00〜18:00